理事長メッセージ

どんな方も、自分が願い行動すれば、必ず味方が現れてそれは叶う

一般社団法人ハートキーパーの会 理事長 高木文代

自分のような子が認めてもらえるような優しい世の中をつくりたい

子供の頃から早く大人になって自分のような子が認めてもらえるような優しい世の中をつくりたい。そう思って生きてきました。今振り返ると今まで起きた出来事はすべてここに繋がっていたのだと実感しています。

幼少のころからちょっと変わった子(いやずいぶんだったような)目に見えない神様とお話ししている子どもでした。でもみんなもそうなんだと思っていましたから、「どうしてわからないんだろう?」と周りの人たちのこと不思議に思っていました。

するとどんなことが起きるかというと、ご祈祷に連れていかれる、新興宗教に連れていかれる、精神科の病院に連れていかれる、よくわからないからとにかく調べてみましょうと、病院ですんごいいっぱい検査される。それでもわからない、隔離病棟に入れられる。

ここまで来た時には16歳。

流石にまずいなと思い、病院で「普通の人(学校で褒められる人)」の真似をして、何とか病院を出してもらえました。ここでまだ意地を張ってたら娑婆には2度と出られないかも(笑)。笑い事ではないのですがね。

ここからも、人生のドラマは続くのですが、長くなるのでまたの機会にお話しさせていただきますね。

転機は町会長になったこと、そして3人の先生との出会い

転機になったのは、金沢市増泉増南会の町会長になったことです。

2008年、若い町会長さんから、「子どもとお年寄りにやさしい町会を創りませんか?」というメッセージが回覧板で流れてきました。素晴らしい企画だなぁと思い、「それいいですね」と電話をかけたら、その年の副町長に名前が載っていました。英語で言う(笑)と「はめられた」ということで、翌年度の町会長になることに決まりました。

なったからには何とかしなくてはと、まず金沢市の「まちづくり市民研究機構」に入り、町会コミュニティについての勉強をしました。ここで出逢った川上光彦先生、そしてメンバーの皆様のお陰様で人間として自分に必要なことを学ばせていただきました。

それと同時に「金沢ボランティア大学校」の講座を受講し、森茂先生と出逢い「行政哲学」を学ばせていただきました。

そして次に、町会運営にはお金の流れを知る必要があることがわかり、金沢市行政改革推進委員に公募し、委員にしていただきました。ここでは鴨野幸雄先生に出逢い、「本当の地方自治」について勉強をさせていただきました。

3人の先生方には、今も引き続き学ばせていただいております。

またそれらとほぼ同時進行で、石川県立金沢中央高校の学校評議員になり中央高校の新しい道「発達障害・引きこもり・ウツ・情緒障害の生徒の受け入れ」のお手伝いをさせていただいております。

生徒たちに気持ちは寄り添い見守る場所。生徒たちが学校にあったら幸せだなと思うことを一緒に作ってきました。6年前からは保護者の方も巻き込んで、こちらの方は今年でちょうど10年目。学校に保護者会が立ち上がるところまで来ました。

第1号のハートキーパーになれました

大人も子供も男も女もなく、みな平等な魂をもって生まれてきています。1人1人が自分の課題をもって人生を楽しむために生きているのです。幸せになるのは義務なのです。

21世紀は魂の時代と言われています。「ハートキーパーの会を立ち上げるので、高木さんパートナーになってください。笑い担当・マスコットをお願いします」と大谷まどかさんに声をかけていただいて本当にしあわせです。彼女のお陰様で今の私がおります。

「自分の苦手なとことは人に助けてもらって生きればいいんだよ。そして、私も高木さんに助けてもらっとるんやよ」と教えていただきました。ハートキーパーとはこのことだったのですね。

まどかさんのお陰様で第1号のハートキーパーになれました。

どんな方も、自分が願い行動すれば、必ず味方が現れてそれは叶うということを、二人で実践できました。このことをこれから皆様に楽しく笑いながらお伝えできること最高に幸せです。


※この文章は、ハートキーパーの会が創立した2017年4月に書かれたものです。


パートナー・大谷まどか事務局長より

高木文代の人生には、まだまだ続きがあります。そして、ここには書ききれないほどの波乱万丈な人生経験の持ち主です。話を聞くたびに、まだ知らない「そんなこともあったの!?」というネタがどんどん出てくるんです。

いわゆる「普通」と呼ばれがちな大多数コースの人生からみると、衝撃の連続。なのに、本人には自覚がありませんでした。凄すぎて、驚きを通り越して爆笑でした。

そんな高木の人生を振り返ってみると、「素直さこそ最強の武器」でした。

高木の魅力は、とんでもない素直さです。出会った人を信じ、素直に行動してきたことの積み重ねで、仲間の応援で未来がどんどん拓けていくんです。応援してなんて頼まれていないんですけどね。自然と応援したくなるんです。

一方で、私にも心が折れていた時期があるのですが、そんな時に大爆笑で話を聞いてくれて、寄り添ってくれたのもまた高木でした。

高木が行動で私に教えてくれた「寄り添い方の作法」を私だけのものにしておくのはもったいない。次の方につなげたい。社会にもっと広げたい。そう思って、ハートキーパーの会を設立しました。

そんな私達の素直な行動の中で生まれたハートキーパーの会です。

合言葉は、「楽しく素直に実践ジャー」です。


次はあなたがハートキーパーになる番ですよ♪

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一般社団法人ハートキーパーの会