現代社会の生きづらさを和らげる「寛容」と「尊重」を
ハートキーパーの会は、石川県金沢市を拠点に《生きづらさがあっても「共生できる社会」を一緒につくろう》と活動をしている市民団体です。
当時者・支援者、行政・民間、個人・法人などの枠を超えて、思ったことを素直に話し、2時間後には笑顔になれる「ハーキー座談会」を月2回、定期開催しています。
テーマはなく、集まるメンバーによってさまざまな生きづらさが話題に上がります。生きづらい気持ちのケアに、喜びの共有に、悩みについて前進のヒントを求めてなど、参加する理由は様々です。
声を上げれば必要な人と出会え、ゆるやかに豊かな愛でつながるネットワークの実現を目指しています。

人と関わる限り、生きづらく感じることは誰にでもありえること
目に見えない生きづらさは、たくさんあります。
家族や友人との人間関係、仕事の悩み、ストレス、育児や介護、病気や障害、不登校、ひきこもり、進学や就労、身近な人の死など、人生の節目や日常のやりとりで心を揺るがすできごとは、挙げればきりがありません。
生きづらさは、いつ誰の身にも起こりうるもの。誰かと関わりを持つ限り、関係のない人はいません。
自分が生きづらいなと感じたとき、大切な人の生きづらさに何か力になりたい、けどどうしたらいいのかなぁと思った時に、ハートキーパーの会という選択肢が、安心の一歩目になればと活動しています。
まずはあなたがハートキーパー
相手の気持ちに寄り添える人はみな「ハートキーパー」です。これは特別な資格ではありません。
「生きづらさ」が出てきたときに、一番に気づき・寄り添えるのは身近に関わっている人です。
まずは、あなた自身がハートキーパーとして寄り添ってみてください。
ですが、自分に余裕がないときや、対応に悩むこともありますよね。
そんなは、私たち「ハートキーパーの会」を頼ってください。こんな会があるらしいよ。と一言ご紹介いただければ、ご本人が望むときに、私たちとつながれます。
よく陥りがちな「あなたを助けなくちゃ」という気持ちではなく、本人のペースや価値観を大切にしながら「受け止め、見守り、応援する」ことで、安心や希望が少しずつ貯まっていき、笑顔でいられる時間は増え、前に進むアクションを選択する気持ちも自然と湧いていきます。
寛容と尊重をベースにした関わり方の作法が社会に広がれば、生きづらさがあっても楽しく共生できる社会は実現できると信じています。
当会にご縁のあった人はみんなハートキーパーファミリーです。
あなたも私たちと一緒に、自分のできることから取り組んでみませんか?
気になった方はぜひ、事務局と直接やりとりできる「公式LINE」に登録してご活用ください。
賛助会員になって応援して下さる「ハーキーファンクラブ」のメンバーも随時募集中です。